デリケートゾーンのケアアイテムにはどんなものがあるの?

デリケートゾーンは普段見えない部分ですが、健康や妊娠に関わる部分なので大切にしたいと考える女性は多いはずです。
しかし、腟内環境は異常が起きても相談しにくい場所なので、正しいケアの方法が分からずに悩んでいる方もいるでしょう。
そこで今回は、体調や環境によってトラブルが起きる危険性もある、デリケートゾーンのケアに使える様々なアイテムをご紹介していきます。
においやムレ対策としてどんなアイテムを活用すれば良いのか悩んでいる、腟内環境を良くしたいと考えている女性はぜひ参考にしてください。

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デリケートゾーンで起こり得るトラブルとは?

下着で隠れる範囲の腟周りを“デリケートゾーン”と呼びます。
この部分で考えられるトラブルの一例をご紹介します。

におい

尿道や肛門といった箇所は、密接しているので汚れやすい部分です。
拭ききれなかったものが付着したままだと、どうしてもにおいがきつくなってしまいます。
また、下着やズボンを着用しているので通気性が悪いです。
汗や排泄物でムレてしまえば雑菌が繁殖しやすい環境なので、においも発生しやすくなります。
トイレに行く時や着替えをする時、しゃがんだ時など、ふとにおいを感じて不快感を持つ女性もいるはずです。

毎日のお手入れも大切ですが、ムレが起きないように通気性の良い肌着や洋服を着用するのも、においを防ぐには大切なポイントです。

かゆみ

デリケートゾーンのかゆみに悩む女性も多いはずです。
下着などの影響でムレてしまえば、雑菌が繁殖してニオイだけではなくかゆみも発生します。
また、意外にもデリケートゾーンは乾燥しやすい箇所なので、乾燥が要因となってかゆみが出るケースもあります。
乾燥していると感じたら保湿をするよう心がけましょう。
免疫力が落ちた時、ストレスを多く感じている時には「カンジダ」にも注意しましょう。
カンジダは健康な女性であれば誰もが持っている常在菌の一種ですが、抵抗力が落ちると発症する腟の病気です。
カッテージチーズのようなポロポロとしたおりものが出るほか、腟やその周辺のかゆみを伴います。
時には刺激や熱感もあるので非常に不快な症状です。
発症した場合には、病院を受診して薬をもらうと数日で症状が治まります。

再発を繰り返しやすいのでデリケートゾーンに対するケアを意識し、予防する必要があります。

デリケートゾーンのトラブル

デリケートゾーンのケア方法

デリケートゾーンの不快感を予防するためにも、日々のケアを見直しましょう。

適切な方法で洗浄する

名前の通りデリケートな部分なので腕や足などとは違い、より丁寧に洗浄しなければいけません。
間違った方法で洗えば、それだけでかゆみを招く可能性があります。
腟周りは、腟特有の汚れが溜まりやすい箇所です。
しっかりと落とさないとにおいやかゆみを招くので、ゴシゴシと強く擦り洗いをしたり、腕や足と同様にボディソープをつけて洗うといったケアをしている、もしくはしようと考えている方もいるはずです。
しかし、それは逆効果です。
必要な皮脂まで取り除いてしまえば乾燥を招き、かゆみを引き起こします。
乾燥すれば皮脂を過剰に分泌する要因ともなるので、においの強さにも影響を与えるでしょう。
水洗いのみではにおいの元となる皮脂を落とせないので、適切な方法としては、弱酸性の低刺激な石鹸を使用して優しく洗い流す方法です。

その際には、腟内まで洗浄するのは絶対にやめてください。
腟内まで洗うと自浄作用を弱めてしまうので細菌が入りやすくなります。
においの原因にもなるので、泡で優しくなでるように外陰部を洗うだけに留めましょう。

おりもの対策を行う

ムレやかゆみ、においの要因になりやすいのが「おりもの」です。
雑菌を排出させるためには欠かせない存在ですが、多すぎたり放置しすぎたりすると雑菌が繁殖しやすくなり、不快感を与えます。
おりものシートを使う際には小まめに取り替えるようにしましょう。

ムレ対策を行う

生理中や暑い時期は特にムレやすいです。
そのため、ムレを対策してニオイやかゆみを防ぐことをおすすめします。
通気性の良い下着の着用の他にも、場合によってはアンダーヘアをカットして通気性を良くするなど、対策を行いましょう。

アンダーヘアをカットする道具

ケアに最適なアイテムとは?

不快に感じるデリケートゾーンのケアに最適なアイテムをご紹介します。

デリケートゾーン用ソープ

一般的なボディソープは刺激が強いのでデリケートゾーンには適していません。
そのため、デリケートゾーンを洗う際にはデリケートゾーン専用の弱酸性の石鹸を使うと安心です。
小陰唇と大陰唇はひだ部分に汚れが溜まりやすいので特に丁寧に洗いましょう。
ただし、洗いすぎには気を付けてください。

いくらデリケートゾーン専用の石鹸だからといって、洗いすぎると必要な皮脂まで奪ってしまうのでにおいの原因となります。

デリケートゾーン専用の保湿ジェル

デリケートゾーンは乾燥しやすいので保湿も大切です。
丁寧に洗った後は、ジェルを使ってしっかりと保湿をしましょう。
サラッとしたテクスチャーのジェルであれば、ベタつきを抑えて不快感もありません。

デリケートゾーン用オイル

保湿にはデリケートゾーン専用のオイルも最適です。
腟周りに使えば、ムレによって引き起こされた乾燥した肌を保護しながら弾力やハリを与えてくれます。

デリケートゾーン用シート

においが気になる時にはシートタイプのアイテムもおすすめです。
トイレットペーパーだけでは取り除けない汚れも一緒に落とせるので爽快感が得られます。
外出時の持ち運びにも便利なので不快感がある時にサッとケアができます。

腟洗浄器

ポイント使いで、腟の内部をケアできる腟洗浄もおすすめです。
腟内には乳酸菌などの菌がいるため、腟内環境を整えることが大切です。
腟洗浄器にはいくつか種類がございますが、腟内と同じ弱酸性の乳酸入りジェルタイプがおすすめです。
今注目されている腟洗浄器を2つご紹介いたします。

フェムクリア

フェムクリア
女性が抱える特有の悩みから解放するために作られたフェムクリアは、体への負担が少ない腟洗浄器です。
パラペンフリー、グリセリンフリー、ヒアルロン酸ナトリウム配合、弱酸性乳酸配合で、デリケートな部分も安心して洗浄できます。
フェムクリアを使えば、生理の残滓を取り除く効果も期待できるので、スッキリと爽快な気分にさせてくれます。

フェムクリアの詳細

インクリア

インクリア公式サイト
インクリアは独自開発されたアプリケータを使用して腟にジェルを注入し、腟内環境を整えるアイテムです。
腟内環境は外敵から守るため、腟内を酸性に保つ自浄作用があります。
しかし、ボディソープやウォシュレット・ビデ、ストレスなどが要因で腟内環境は悪化してしまいます。
そんな時にインクリアを使えば腟内環境のバランスを整えてくれるので、様々な不調の軽減が期待できます。
アプリケータにもこだわっているので、安心して使用できるのも嬉しいポイントです。

インクリアの詳細

デリケートゾーンケアアイテムでトラブルを防ごう!

デリケートゾーンに起こり得る様々なトラブルを防ぐためにも、腟周辺と腟内環境を整えることが大切です。
お顔と同じように大切にケアすることで、トラブルを防ぎ女性特有のお悩み軽減に導きます。

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